カギのまかせなさいのコラム

不特定多数の人が集まるエリア

大きな公園や観光スポットでは、見知らぬ人がウロウロしていてもあまり気にならないものです。公園には作業着の人もスーツの人もいますし、観光地では地元の人か観光客かの見分けもつきません。つまり、犯罪者が潜んでいても見分けがつかないのです。

また、犯行に及んだ後に人混みに紛れてしまえば、見つけ出すのも難しくなります。そのため、大きな公園や観光スポットの近隣エリアは、窃盗犯が狙いやすい立地といえるかもしれません。

騒音が多いエリア

幹線道路沿いは車の往来で常に騒音がありますし、線路沿いは電車が通るたびに大きな音がします。騒音に紛れてガラス窓を割れば周囲に気づかれにくいため、窃盗犯も侵入しやすくなります。

新興住宅地

開発が終わっていない新興住宅地は、空き地も多く人や照明設備が少ない環境です。また、工事中のエリアも多いため、工事作業員が頻繁に出入りしていて窃盗犯が紛れていてもわかりません。

住宅が密集しているエリア

住宅密集地で道路側に面していない家も、人目につきにくく狙われやすいといえます。家と家の間がほとんどない場所であれば、屋根から屋根、ベランダからベランダといった形で逃げることができますし、次々に犯行を重ねていくことも可能です。

留守にしがちな家

家に誰もいない時間が長ければ長いほど、窃盗犯の標的になりやすいといえます。外から見てすぐ留守だとわかる家は、多少音をさせてしまったとしても強引に侵入することができます。暗くなったら自動的に電気やテレビがつくようにするなど、留守に気づかれないようにすることが大切です。

簡単に侵入できる家

2階のベランダに上る足場となるようなものが置いてあれば、窃盗犯は簡単に侵入できると判断するでしょう。また在宅中であっても全ての部屋の窓が開けっ放しであれば、手間をかけずに侵入することも可能です。犯行に及ばせないためには、防犯用ステッカーや補助錠を活用して、防犯意識が高い家であることをアピールしましょう。

人目に触れず侵入できる家

家が留守であり、誰の目も届かない死角があれば、窃盗犯の多くは多少時間がかかっても侵入を試みます。どうしても死角ができてしまう場合は、センサーライトやアラームなどを設置して、窃盗犯の心理に働きかけるようにしましょう。