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防犯対策の1つとして覚えておきたいのが、玄関付近に書き込まれた「マーキング」です。それは、販売業者がその家についての情報を暗号として残したものかもしれません。
訪問した際に得た情報を玄関にメモしておき、再訪問する際の目印、あるいは別の販売員と情報共有する目的で残していくことがあります。そしてその方法は販売業者に限らず、泥棒も使用することがあります。
事前に下見をして得た情報をマーキングしておくのです。
例えば「SW820」とマーキングされている場合、「S」はシングル（一人暮らし）、「W」は独身女性、820は8時から20時まで不在、つまりOLの一人暮らしであることがわかります。
平日、女性が出勤すると家には誰もいないことが明確なので、泥棒は楽に侵入できるというわけです。マーキングの記号はこの他にも色々あります。表札やポストの隅などに小さならくがきのような謎の記号を見つけたら、きれいに消すことです。
マーキングを消すことで泥棒にとっては防犯意識が高いとみられるため、それだけでも防犯対策につながります。
